河南省の省都である鄭州市。
中国では昔から中原といわれ、国の中心に位置する都市でもあります。
現在の首相である李克強氏が以前河南省のトップだったこともあってか、特に都市開発が活発に行われているようにも思えます。
すでに市内にある鄭州駅とは別に、日新精密からほど近い鄭東新区に新たに『鄭州東駅』が出来ました。(写真右)
総設計面積は219.07万平米(約66万3850坪)、建築面積は41万1,841平米です。
総投資額は94.7億元(日本円17円/元ですと約1660億円)で、駅舎投資額だけでも約40億元(同じく日本円では680億円)もかけて建設されたとのこと。
時速350km以上の国家高速鉄道の中枢駅となり、特急駅レベルではアジアトップクラスの規模です。(現時点ではアジア最大の駅とのこと)
地下二階から地上三階まで合計5階となっており、駅舎自体の建物は東西に502.7m、南北に245.2mで、16番までのプラットホームに、32本の線路が備わっているという相当なスケールです。
駅の周辺はまだ開発中で次々とビルが建てられている様子は、さらにこの街が大きく発展していることを象徴しているかのようです。
【鄭州東駅のすぐ正面の風景です。あちらこちらでビルが建てられています】
またこちらはその鄭東新区(CBD)の中心部です。(写真右)高層オフィスタワーがぐるりと人口の池を取り囲んでいます。
夜になるとこの池に巨大な水上スクリーンが登場し、噴水を利用した水幕映画も上映されています。
百万ドルの夜景とも言われる美しい景色も見られるのです。
実は年に3~4回程度しか訪れていない私にとっては、来るたびに加速して都市化が進む鄭州の景色に戸惑ったりもします。
中国経済が停滞気味などという報道もありますが、動くところにはやはり大きな経済活動が動いているのも確かなのです。
そんな鄭州と共に我々鄭州日新精密機械も発展していかねばと強く思うのでした。
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