2011年3月31日木曜日

今自分達がすべきこと・・・

戦後最大の災害となった東日本大震災。
亡くなった方々や、未だ行方不明の方々を合わせると約28,000人を越えるという・・・。毎日現地のニュースに触れるたび、胸がしめつけられる。

プロスポーツや各種イベントなどあらゆる事が自粛ムードの今の日本。
自分自身何が出来るのか苦悶しつつ、それでもやはり自分達に出来ることを精一杯頑張ることで少しでも日本が元気になれるよう努めていこうと思う。


震災の影響から、現地での復旧作業に必要とされる機械部品に当社の製品も含まれる。まさに現在対応に追われている福島第一原発をはじめ、必要とされる各種ポンプにも使用されている。

被災を免れた西日本にある我々製造会社が縁の下で踏ん張る時である。
当社では、引き続き設備投資も含め、生産能力の増強に力を入れている。3月に設備増強した機械は下記の通りである。


TAC-360■カネミツ事業部に増設したNC旋盤

㈱瀧澤鉄工所製

CNC旋盤 TAC360X700

3爪9インチスクロールチャック

お客様から希望される軸穴加工オーダーに早期対応が可能となった。

 

 

NH6000 設置完了① ■玉柏工場に増設したマシニングセンター

ヤマザキマザック製

横型マシニングセンターNEXUS6000-2

X:800XY:800XZ:800

こちらのMCは2台同時に増設しました。

 

とにかく、今日本は一丸となって前に進むしかない。
自分達に出来ることは、必死でやり抜く。
遠く離れた地から、被災地の一日も早い復興を願う。

2011年3月20日日曜日

東日本大震災のお見舞い

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震で被災されました方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

震災から10日が経った今も、多くの方々が行方不明であったり、食料や電気・ガス・水道などのライフライン復旧の目処が立たず、まだまだ冷え込みの厳しい中、さぞかしつらく、不安な思いで過ごされているであろうかと思うと、本当に胸が苦しくなります。

中国でも報道 小生は中国に出張しておりましたが、中国現地でも日本同様に連日トップニュースで報じられていました。

日本で起きた今回の大震災。被災された方々に対して、中国でも非常に多くの人がエールを送り、心配してくれていると感じました。

帰国し、被害状況を改めて知れば知るほどに今回の震災の爪あとがいかに深く、酷いものであるかということを思い知らされました。

これからどれほど影響が大きくなるのか分かりませんが、日本という国が、戦後復興から築き上げてきた「人を思う心」、「真面目に生きる姿勢」、「ものを生み出す力(技術力)」、「ネットワーク力」、などなど多くの素晴らしい力を集結させて、一日も早く被災された方々が安心できる状態になればと思います。

現地で救助活動及び復旧作業に奔走される方々の体力的・精神的な疲労は相当大きなものと思います。心から敬意を表します。

当社でもこの度の被害を受けられた方々に対する支援として、社内で募金箱を設置しております。集まったみんなの気持ちを日本赤十字社を通じて届けさせて頂きます。微力ながら、自分達に出来ることをしていきたいと思います。

2011年3月11日金曜日

生産体制増強について山陽新聞に掲載

先日ご紹介させて頂きました、当社の近況及び生産設備体制の強化に関して、早速山陽新聞さんに掲載して頂きました。

山陽新聞記事①

現在の受注状況はおかげ様で増加しており、お客様へのご期待とご要望に応えるべく、稼働時間の延長や、新規設備の増強などで対応させて頂いています。

引き続きしっかりとした生産体制を確立し、皆様に満足して頂ける企業を目指します!

2011年3月7日月曜日

岡山県鋳造協同工業組合・企業訪問見学会

岡山県内で鋳造工場を営む会社が加盟している「岡山県鋳造工業協同組合」というものがある。当社も加盟しており、現在17社の組合会員で構成されている。
活動としては、年に一度開催される総会と、定期的に外部から講師を招いての勉強会などであり、長年に渡る大変歴史ある組合でもある。


組合の理事長、副理事長には、昨年11月に開催した日新精密機械の開工式にもご参加頂き、当社の提携先工場の視察も含め中国という国がいかに強力な製造大国であるかを体感して頂いたこともある。


日本国内の景気に関する見通しについては、今後ますます厳しくなる現状を踏まえ、本当の意味で各社が連携して、研鑽しあえる勉強会をしようということになり、第一回目の工場見学として当社とすぐお隣りのヒラキンテックさんに白羽の矢が立った。

工場見学会 ①当日は30数名の方々が参加され、まずは当社加工部・玉柏工場及び金型部・牟佐工場の見学。

 
鋳造工場とは違い、CAD/CAMでの設計に始まり、高速マシニングセンター(安田工業製/YBM950V)や5軸加工機(DMG製/duo BLOCK100U)などの加工の動きや精度に感心を持って頂いた様子。

鋳物組合 講演会①また午後からは、ヒラキンテックさんの改善事例発表と合わせて、当社社長からも「これからの製造業のあるべき姿」という題目で講演をさせて頂いた。

参加された方々からも多くの質問が飛び出し、これからの事業交流を進めていく上でも、大変有意義な工場見学会になったのではないかと思う。

2011年3月3日木曜日

イノテックの近況取材<山陽新聞>

昨年の日新精密機械開工のニュース以来となる山陽新聞さんからの取材です。(関連ブログ⇒新工場について、山陽新聞に掲載!)

有難いことに、小生のブログを閲覧いただいている記者の方から、イノテックは設備投資も含めて大変元気が良いと印象を受けますが、それは何ゆえに?とのことから、今回は日本側の工場について問い合わせを頂きました。

取材風景①

お客様の現状の動きは以前のような“グローバル化”ではなく、まさに“グローバル”。

中国を中心としたアジア展開がますます本格化する中、当社のように中国国内で人脈や勝ち組企業 とのネットワークを持てる会社は少ない。国内外できちんとしたものづくりを展開できることが一番の強みと考え、日々努力しています。

こういったことが実際に形となり、新規受注につながり、皆様に評価をして頂けるということは本当に有難いことだと思います。

新聞に記事を掲載して頂けるのは近日中とのこと。

また改めてご紹介させて頂きます。

2011年3月1日火曜日

2011年新たなマシニングの導入

今年も設備投資は続きます。

おかげ様で新規立上げも含め、とにかく生産設備増強が急務な玉柏工場。

昨年末に導入したヤマザキマザック製/NEXUS-4000=2台の横にスペースを確保し、今月新たにマシニングを迎え入れる準備をしています。(関連ブログはこちら

設置スペーステント足場

(仕上げ場を移動し、スペースを確保⇒基礎強化の工事のためテントを設置)

防音防塵テント はつる

(防音・防塵のテントが組まれます⇒まずは従来の床をハツリと掘削で解体)

鉄筋  生コン

(機械本体重量が相当あるため、鉄筋を2重構造に⇒工場横から生コンを注入)

生コン注入 基礎工事完了

(鉄筋の中にまんべんなく注ぎ込みます⇒そしてあとは固まるのを待つのみ)

今月下旬に納入です。

新規設備の全貌はまたあらためてご紹介させて頂きます!