2010年3月26日金曜日

リーダーズカレッジ大阪校12期生修了式

昨年にも紹介させて頂いた支縁塾のリーダーズカレッジが1年間の修了式を迎えた。
大阪校で12期生として参加し、皆勤賞で通わせて頂いた。

修了式心が元気でなければ、まわりも元気にすることが出来ない。校長の大谷さんが吉本興業のご出身ということもあり、「笑いが人を元気にする」をモットーに、リーダーとしての心掛けや、仕事の進め方、考え方について毎月様々な講師の方々にご講演頂いた。

 

 

 

 

 

前半では新喜劇をチーム毎に製作し、実際に大阪の帝人ホールで公演。小生は舞台監督から、主演、演出、振り付けと取り組ませてもらった。結果はついでの事ではあるが、我が大阪校チームがぶっちぎりで優勝出来たのも良い思い出となった。
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そしてなによりの収穫は、その過程において年齢も職種も立場も異なるメンバーと、喧々諤々と意見を交換し、1つのものを創り上げていけた事である。偏った見方や、自分だけの主義・主張だけでなく、物事を違った角度から捉え、合わせるべき所は調整するなど、当たり前のことのようで改めて気付かされた事も多い。メンバーと一緒に

後半もビジネスマネジメントや卒業制作企画などこのメンバーだから出来た部分が大きい。

12期生としてはいったん修了するが、今後13期生以降のセミナーにも12期生OB会長としてからませてもらう事となった。一過性のものでなく、継続して取り組める活動に出来たらいいなと思う。


2010年3月18日木曜日

視察のおまけ(世界遺産ハロン湾の見学)

毎日が講演会、工場見学の連続で非常に勉強になる視察であった。


ハロン湾にて① 観光についてはほとんどゼロに近かったが、帰国する最終日にハロン湾を見学させて貰った。
1994年に世界遺産(自然遺産)に認定されたとの事で、大小3,000もの奇岩、島々が存在する。中国でいえば「桂林」のイメージが近い。

ハロン湾にて②果物売り

たくさんの観光船があり、各々でクルージングをするのだが、果物を売りにたくさんの小船が横付けして売り込んでくる。小さな子供達も一緒になって売り子に徹しており、家族総出での一生懸命な姿についつい買い込んでしまう。南国の果実らしく、色も鮮やかである。


▼海鮮については食材を選んでその場で調理もしてもらえる。

海鮮 

▼日本では天然記念物のカブトガニまで売られていて驚く
国が変われば食文化も異なるものである。

カブトガニ

更に鍾乳洞を探索し、また観光船で陸を目指す。これにてベトナム視察は終了となる。
鍾乳洞


2010年3月16日火曜日

ベトナムレポートの続き

・・・経済事情視察は続く。 会計事務所からみた市内風景

野村證券さんによる経済セミナー、IT関連企業及び会計事務所の訪問や講演会と続き、経済視察は一通り終わる。
IT関連に関しての市場についても、ものすごい勢いでパソコンが各家庭に普及しており、国を挙げて優秀なSEを育成しているとの事。そうなると、これらを取巻く環境整備が課題となるが、ちょうど先日の日経新聞でNTT東日本がベトナム北部の「ハイフォン工業団地」に光ファイバーを敷設すると紹介されていた。たちまちは、現地に進出している日系企業向けにインターネットや高速回線を提供するとの事だが、現地通信会社と連携し、将来一般向けのインフラ参入の布石にする模様。
ベトナムは人口の25%にあたる2,200万人がインターネットを利用しているとの事。
これからものすごい勢いで伸びてくるのだろう。

急激な工業化に伴うのか、近隣諸国からの影響なのか分からないが、空はスモッグで覆われているイメージだ。こちらに長く来られている方が「ベトナムに来てから、一つも星を見られた事が無い・・・」と言われていたが、なるほど確かにその通りであった。
水と空気と自然など、環境に配慮した街づくりなどはまだまだ先の事になりそうだ。

国民の平均年齢が30歳未満。
勤勉な若者が多く、労働賃金はまだ中国の約三分の一程度。
世界の工場である中国とも陸続きにあり、タイやインドネシアなどアジアでの連携にからみ大きく変貌を遂げようとしているベトナム。
世界で活躍する国の一つになる日もそう遠くは無いのかもしれない。

2010年3月15日月曜日

ベトナム農家の風景

現地でのお米の金額は50円~100円/Kg程度。
その為一般的な農家では農機具を購入することが出来ないとの事。あるとしたら中国製の農機具メーカーの機械が主流で、あとはベトナム現地メーカーのごくごくシンプルな機械しかない。

農家の風景① 農家の風景②

ちょうど田植えの光景を見かけたが、人海戦術が一般的で、牛も活躍していた。
日本の農機具メーカーも近い内にこの市場に参入する事になるのだろうが、現地生産、現地販売となり、日本の製造業の出番は難しい。需要があるところで景気は動くのである。

2010年3月11日木曜日

鄭州では『開工式』

小生がベトナムに経済視察中に、河南省鄭州では今年建設される新工場の“開工式”が開かれていました。

日本でいう地鎮祭にあたります。

こちらには弊社社長が駆けつけ、いよいよ始まる工場建設着工の無事を祈願しました。




ベトナムとはうって変わって、鄭州独特の寒空のもと、開発区の方々や商社の方々も駆けつけて頂きました。

新工場の完成予定は、今年の秋頃になる見込みです。



今からとても楽しみですが、やるべき事は多く気も引き締まります。

来週には小生も河南省鄭州に出張してきます!

2010年3月10日水曜日

タンロン工業団地見学

次に訪ねたのは、住友商事とベトナム建設省傘下の国営企業が合弁により、ハノイ市の北西約16Kmのところに開発された『タンロン工業団地』。
『タンロン』とは昇龍を意味するとの事。

ハノイ・ノイバイ国際空港から市内へ向かう高速道路に隣接しており、市内からは車で30分、空港からは約15分のところにある。
総面積274haで、日系企業ではTOTO、キヤノン、三菱鉛筆、パーカー加工、住友ベークライト、TOA、住電商事、デンソー、などが入居している。団地内に物流保税センターもあり、入居企業の物流業務をサポートしているほか、通関手続きもここでできる。標準仕様のレンタル工場もあり、短期間での操業開始も可能。
電気、ガス、水道、道路などのインフラが整備された環境配慮型の工業団地。

その内TOTOさんの衛生陶器と水栓金具の生産工場を見学させて頂く。

1975年以前に南ベトナムにて米軍の備品として日本からの輸入で始まるが、その後中国・広州・香港の市場への供給拠点として進出。ここベトナムを中心に世界戦略を展開中との事。ハノイ市だけで見ても大きな市場であるとの事。


ハノイに拠点を構える事の一つに、優秀な労働者が確保できる事があるという。

1600人以上の方が働くこの現場の平均年齢は23歳。
現場で黙々と作業にかかる若者達がとても印象に残った。

2010年3月9日火曜日

JETROハノイセンターにて


ベトナム北部ハノイ近郊には日系工業団地が複数ある。
まず訪れたのは、JETROハノイセンター。
ベトナムの経済概況について説明を受ける。2007年の実質経済成長率は8.5%だったが、その後のリーマンショックによる世界的大不況の影響もあり、2009年は実質5.2%程度になっている。

内需は、建設、食品・飲料・電機・電子など活発だが、貿易収支では黒字になったことが無いのが現状。中国も、タイも途上国では20年~30年貿易赤字が続くのが普通であった。外資で経済成長を起こす事が多い為である。その後、輸出が伸びてきて、貿易黒字になって行く。
中国は20年程で貿易黒字に転換されたので、珍しいとの事だが、やはり中国の勢いを象徴することだと感じた。
ベトナム通貨(ドン)の為替については、貿易収支とインフレ率で決められる為、現在VND(ベトナムドン)については1ドル=18,000~19,000ドン、と下がったままである(ちなみに1ドン=0.005円)。

ODAによる支援に頼ることも多い。日本からのODAで作られた国道も多く見られ、写真は5号線で撮影したものだが、日本からの援助を記念してベトナムの国旗と並んで飾られていた。

昨今のベトナム投資環境においては、インフラ未整備が大きな課題となっており、進出外資企業をはじめ諸外国からも速やかな開発が強く望まれている。

2010年3月8日月曜日

ハノイに到着!

関西空港から所要時間約5時間45分にてベトナムの首都、ハノイへ到着。

南シナ海に沿って南北に長く延びるベトナム。
首都ハノイを中心とした北部では中国文化の影響が強く残る。

ハノイはベトナムの首都で、政治の中心。
中国で言えば北京にあたり、南部にあるホーチミンが上海にあたるとの事。
ハノイの「ハ」は川で、「ノイ」は内側という意味を持つ。

現地に着いてみると、通常今の時期なら北に位置するハノイについては、気温約15℃程度との事だったが、10年に1度の異常気象とかで、気温は32度もあり、熱帯地特有のむっとした暑さを感じた。

人口は約8,600万人で、世界第13位。
ハノイだけで650万人もの人口を抱え、街中を走る自動二輪は300万台以上(2人に1人が保有)で、交通事情からだけでも高度経済成長の真っ只中である事がまざまざと感じられた。

明日から現地企業・工業団地の視察である。

2010年3月1日月曜日

鄭州日新精密機械有限公司 開工式

鄭州日新精密機械有限公司の開工式!

河南省鄭州市技術開発区にて今年建設される新工場の“開工式”を開催しました。
日本でいう地鎮祭にあたります。

内陸部特有の冷え込みの中、政府関係者、取引先様とこれから始まる建設工事の無事を祈願して執り行いました。

新工場の完成予定は、今年の10月頃になる見込みです。
進捗については、都度真之専務のBLOG『真実之一路』にて発信させて頂きます!

開工式
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ベトナム(ハノイ)経済事情視察

某銀行さんからのお誘いで、ベトナム・ハノイへ経済視察に行ってきます。

「CHINA NEXT ONE」、「CHINA PLUS ONE」として注目されており、中国の経済成長、投資環境の変化がささやかれる中、新たな投資先・経済市場としてのベトナムへの関心が、ここ数年高まってきています。

当社では中国工場の強化と共に、中国内需から欧米向への展開も進めており、今後は更に近隣諸国とも関わって来るかと思われます。

急速に変化しているアジアの国々を知ることは大変重要であると思います。
ベトナム地球儀

新聞やTVからのニュースだけでなく、自分の目で見て、耳で聞いてベトナムの現在(いま)を体感してこようと思います。

また改めてご紹介させて頂きます。