2010年3月10日水曜日

タンロン工業団地見学

次に訪ねたのは、住友商事とベトナム建設省傘下の国営企業が合弁により、ハノイ市の北西約16Kmのところに開発された『タンロン工業団地』。
『タンロン』とは昇龍を意味するとの事。

ハノイ・ノイバイ国際空港から市内へ向かう高速道路に隣接しており、市内からは車で30分、空港からは約15分のところにある。
総面積274haで、日系企業ではTOTO、キヤノン、三菱鉛筆、パーカー加工、住友ベークライト、TOA、住電商事、デンソー、などが入居している。団地内に物流保税センターもあり、入居企業の物流業務をサポートしているほか、通関手続きもここでできる。標準仕様のレンタル工場もあり、短期間での操業開始も可能。
電気、ガス、水道、道路などのインフラが整備された環境配慮型の工業団地。

その内TOTOさんの衛生陶器と水栓金具の生産工場を見学させて頂く。

1975年以前に南ベトナムにて米軍の備品として日本からの輸入で始まるが、その後中国・広州・香港の市場への供給拠点として進出。ここベトナムを中心に世界戦略を展開中との事。ハノイ市だけで見ても大きな市場であるとの事。


ハノイに拠点を構える事の一つに、優秀な労働者が確保できる事があるという。

1600人以上の方が働くこの現場の平均年齢は23歳。
現場で黙々と作業にかかる若者達がとても印象に残った。

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