輸出許可申請でも特に時間を要したのがこちらの機械。
安田工業株式会社製縦型マシニングセンターYBM9150Vである。
機械精度の基準が、通常のE/L申請の基準を上回り、更に役務申請書も必要となり、東京に居残りの上、徹夜覚悟で必死に書類作成し申請したあの件である。
つまり、それほどまでに機械精度が高いという訳である。
岡山の金型工場では、安田工業製YBM950Vを既に2台導入済みで、加工能力の高さは実証済みである。
今回の鄭州新工場でもアルミダイカスト金型の設計から製作までを行い、ダイカストマシンも250t・300t・900tとラインナップも揃える。
その上で、950Vよりも更にスペックが上にあたる9150Vを選定。9150Vという機械自体、中国への輸出実績が無く、今回が初めてになるとの事。
従来の放電加工機~ワイヤーカットなどに比べ飛躍的に納期・品質のレベルも上がる。
いよいよ10月初旬に船積みされ、神戸港から天津港経由で鄭州へと向かう。
Y A S D A YBM9150V 【スペック概略】 ストローク:X1500×Y900×Z450 スピンドル:BBT40(24,000rpm) コントローラ:FANUC 31i (HAS-3) |
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大型サイズのテーブルと独自にチューニングされた高性能スピンドルにより、大物から曲面の仕上げ切削まで、高速・高精度・高品位な加工が行えます。 ダイカスト金型の主型の切削>>> |
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