2016年12月3日土曜日

イノテック大改善発表会&忘年会

今年一年の総決算としてイノテックグループ大改善発表会を開催しました。

今年も中国から日新精密、奈良からカネミツ事業部、そして金型部・鋳造部・加工部と加工をお願いしているお取引き先にも参加して頂き、計6チームにて行われました。

審査員は岡﨑社長をはじめ6名の方に審査して頂きました。



・経済効果 
経済的効果(効率化・省力化等含む)は大きいか。

・応用性
 他部署、他業務への水平展開によりより大きな効果が期待できるか。

・難易度 
 困難な課題に取り組んでいて、多大な努力を費やしているか。

・独創性
 テーマ選択や、改善方法に独創性があるか。

・発表力
 時間配分を考慮した分かりやすい説明であったか。また資料も分かりやすく工夫できていたか。

などの項目ごとに得点をつけて今年の最優秀チームを決定します。

上位3チームの結果は下記の通りです。

◎最優秀賞・・・鄭州日新精密チーム
○ 優秀賞・・・加工部(玉柏)チーム
● 第3位・・・金型部

日新精密チームが昨年に続き連覇です!
おめでとうございます。日本側のチームも来年はリベンジで頑張らねばなりませんね。


そして、忘年会に突入しこの一年の労をねぎらいつつ、普段話せない他部署の仲間たちと飲み明かすのでした。




発表会も含め非常に内容の濃い一日となりました。
今年も皆さんお疲れ様でした!

2016年10月2日日曜日

第6回トマト銀行6時間リレーマラソンに出場!

昨年に続き、地元トマト銀行さん主催の『6時間リレーマラソン』に出場しました。

昨年は1チーム(10名)での参加でしたが、増加したマラソン部のメンバーを含め今回は2チーム(20名)で参戦!

トータル822チームが参加というこちらの大会は今回が第6回目とのことで、会場は多くのランナーと応援にかけつけられた家族や会社の仲間でスタジアムは熱気に包まれていました!


こちらの大会は、1チーム4~10人でたすきをつなぎ、スタジアム特設コース(1周約1.3km)を6時間でどれだけ周回できるかを競います。






(左側が“イノテック虎チーム”・右側が“イノテック龍チーム”)
 
□イノテック虎チームの結果
  
  周回数   56周   走行距離  73.025Km
   総合順位 211位/822チーム
  種目順位  92位/369チーム(一般の部)
 
□イノテック龍チームの結果
 
  周回数   58周   走行距離  75.625Km
   総合順位 142位/822チーム
  種目順位  61位/369チーム(一般の部)
 
以上の結果でした。
 
天候にも恵まれ(むしろ暑いくらいでしたが)、メンバー全員でタスキをつなぐというこの大会ならではの醍醐味を仲間と楽しみつつ、60周の目標に届かなかった悔しい思いを来年に託して打ち上げを行いました!
 
 
やっぱりリレーマラソンはやめられません(^^)/
 

2016年8月16日火曜日

MICKEYニュース第25号発刊!

MICKEYニュース第25号を発刊しました。
その内容の一部をご紹介します。

 今に始まったことではありませんが、東京駅で折り返し運転をする新幹線の車両清掃作業は各方面で話題になり、雑誌等に取り上げられたりして「7分間の新幹線劇場」と呼ばれ、今や東京駅の隠れた名物の一つになっています。もし機会があればぜひ注意して見ていただけたらと思います。


 到着した新幹線が折り返し運転で発車するまでの時間は12分。乗客の降車に2分、乗車に3分を要する為清掃に与えられる時間は7分です。この7分の間に1車両100席の清掃を一人で行うのですが、年間延べ5千万席の清掃を行って乗客からのクレームは4-5件といいますから驚くべき品質の高さです。

 到着した車両から降りてくる乗客を笑顔とお辞儀で迎え終わると車両に乗り込み、座席やカーテンを元に戻し清掃、忘れ物の確認等すべての事を手際よく正確に完璧に済ませて降車。全員整列して笑顔で乗客の列に一礼をすると、外国人の乗客から拍手がわくこともあるといいます。

ハーバードビジネススクールでも「7分間の奇跡」として教材に取り上げられたこともあるそうです。

 この清掃作業が、見ている人の感動を呼び感激されるのは清掃の手際の良さや手慣れた動きだけではなさそうです。彼らの仕事が「きれいに清掃する」だけ、「時間に間に合わせる」だけ、「クレームを付けられない仕事をする」だけならこれほど人の心を揺らすことにはならなかったでしょう。

 この、新幹線の車両の清掃を請け負う会社「JR東日本テクノハートTESSEI」に働く人々は、自分たちの仕事を【車両の清掃】として考えるのでなく、【お客様に気持ちよく新幹線をご利用いただくこと】と考え、会社を【清掃会社】ではなく【おもてなしの会社】である、という意識をもって仕事をしているというのです。その意識や気持ちが作業に現れ、見る人の感動を呼ぶのだということです。

 このような素晴らしい会社風土を作り上げた指導者・リーダーにも興味がわき、尊敬の念を禁じえませんが、改めて、【仕事の中に自分の役割を見いだす】ことの大切さを感じます。そして、その役割をどれほど広く、深く考えられるかによってその人の仕事の質の高さが決まってきます。

 【車両の清掃】の役割を、「車両をきれいにすること」と限定して考えるのか、「お客様に良い旅行の思い出を作ってもらうこと」などと広く考えるのかでは仕事に対する使命感も誇りも全く違うものになることでしょう。

 私達の日々の清掃の役割も、「職場や機械をきれいにすること」と考えるのか「安全で効率の良い職場を作ること」「機械を長持ちさせること」と考えるのかでは取り組む姿勢が違ってきます。

 一度、【自分のこの仕事】は「誰の助けになり」、「何の役に立っているのか」、そのために「今の働き方で十分役割を果たしているのだろうか」と自問自答してみたいものです。

【仕事】はその人にとって【重荷】にもなり、【生きがい・誇り】にもなる。

取り組む姿勢と心構えが大きく関わっていることは確かだと思います。