2013年2月17日日曜日

西大寺会陽へリベンジ

ポスター 西大寺観音院にて開催される『西大寺会陽』が16日夜に行われました。
今年で504年目を迎えた伝統あるお祭りです。

昨年は直前でのインフルエンザ発症にて断念(関連ブログ→真冬の夜の夢)。

「今年こそは!!」という想いで、健康に気をつけ体力づくりも続けて来ました。

先週日曜日の“水垢離行”(関連ブログ→『水垢離行』に挑戦)を経て精神統一も万全(のつもり)でいつもの
「武田グループ」拠点で支度を整えます。

されど、やはり今年も寒い・・・。「今年は特に寒いな~」などみんな口々にささやき合います。毎年そう思うのでしょうね?2月の第三週目土曜日の深夜と決まっているこのお祭りです。1年で寒さもピークを迎える時期ですから当然でしょう^ロ^;


西大寺会陽2013 出陣前 まわしを力いっぱい、こんかぎりに締めて気合を入れます。

民間グループでは最大規模となる武田グループは今回も150名もの大所帯です。

団長である義父武田英夫からのかけ声とともに、いざ出陣です!
今回は出陣の様子を動画で紹介します。


「わっしょい、わっしょい」のかけ声で西大寺の町を駆け抜けます。
沿道から打ち水を浴びせてもらったり、足袋から伝わる冷たさで足がかじかんで痛むなど寒さも厳しさを増してきます。

そして例の垢離取り場へ飛び込みます。
もうこうなったらテンションは最高潮で、冷水をバシャバシャと頭からかぶったり・・・。
これが会陽の醍醐味の一つと楽しんで(?)います。

境内には約9,000人の裸衆が本堂を中心に集まり、群れの熱気で湯気が立ち上ります。

そして午後10:00に宝木(しんぎ)の投下です。

一瞬照明が消えてフラッシュの嵐、“本宝木”が本堂に投げられました。
あっという間に境内にいくつもの渦が出来上がります。
この中のどれかが本宝木です。
もちろん私も奪い合いに参戦しました。渦中でもみくちゃになり、倒れてしまいそうになるのをこらえながらやっと指でつまむ程度で触れることが出来たのは“枝宝木”でした。

残念ながら枝一本も獲得できない結果でしたが、本気組の裸衆にまぎれて組み合えたことの興奮を胸に、来年への更なるリベンジを誓うのでした。


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