地元のNPO法人“文化☆体験ネット/西大寺子ども劇場”さんから依頼頂いた、広報誌2011年冬版の表紙絵を描かせて頂きました。
年末も押し迫り、慌しく走り回る日々。
今年のうちにするべき事をこなしつつ、地域貢献はもちろん、子ども達に夢を与えられるものを作り出したい気持ちや、自分の頭の切り替えにも必要なことと思い、夜中に時間を作っては描きこんで、何とか締め切り当日に間に合いました。
巨大なクリスマスツリーをサンタさんのお家に見立てました。
中小企業診断士協会・岡山支部さんから依頼があり、岡山県総合福祉会館(ゆうあいセンター)にて当社社長が講演をさせて頂きました。
テーマは、“日本の製造業の過去・現在・未来”です。
日本の製造業の過去・現在の分析を行い、まずはこれらを否定することによって、これから先の“あるべき姿”をどう構築するかについてお話させて頂きました。
当社の経歴などもまじえながら説明。
今から約33年前、倒産した鋳物工場の再建から始まり、お客様から仕事を出したいと言われる企業を目指して、加工工場、金型工場の立上げ、老舗メーカーの再建、そして中国工場の立上げへと進化を続けて来たこと。
その間に起こった多くの難問をいかにして突破して解決して来たのか?
当時はまさに製造業が抱える課題が山積しており、内部外部ともに厳しい環境の下、信じて貫き通してきた強い意志と、実行力。
そして、そこにはお世話になった多くの方々との出会いもありました。
過去の高度経済成長時代での製造業のあり方と、現在のグローバル時代での製造業では方法もスピードも異なります。
お客様からのニーズもまた多様化し、これだけに特化していればよいという時代ではなくなりました。
自らが提案してお客様に喜んでもらえる“ものづくり力”も高いレベルで求められます。
それらのことを踏まえて、当社も強みを磨くべく、積んでは崩しの連続です。
ますます厳しくなる経済状況のなか、これから製造業はいかに連携連帯して、新興国など勢いのある国々と肩を並べて世界の中で勝ち組として生き残るのか。
診断士の皆様からも多くの質問があり、大変有意義な時間を過ごさせて頂きました。
今回の講演が少しでも参考になりましたら幸いです。
今度日本に実習生として来日する予定の仲間を紹介します。
右の写真は、品質管理を専門とする、劉艶(liu yan)さんです。
新工場完成後、精密な部品も増え、新規立上げなどの検査に追われる中、一生懸命スキルの向上に努力しています。
来年3月から玉柏工場で頑張ってもらう予定です。
金型加工を専門とする李攀(li pan)さん(向かって左側)と、車遠東(che yuan dong)さん(右側)です。
(まずは李さんが来年来る予定です)。
アルミダイカスト鋳造の立上げに伴い、金型の注文が増加。
DMG製/5軸加工機(右の機械)や、安田産業製/縦型マシニングセンターYBM9150Vなど素晴らしい工作機械を使って、日本で培った金型製作の技術を受け継ぎ頑張っています。
日新精密機械の各部門リーダー達との会食です。
地元河南料理を美味しく頂きました。
若くてやる気に満ちたみんなと過ごす時間は小生にとっても特別な時間です。
白酒(パイチュウ)を酌み交わしながら、充実したひと時を過ごさせて貰いました。
おかげ様で日新精密機械も2年目を迎えました。
世界で戦える“より強い会社”にしよう!とみんなで誓い合うのでした。
以前ご紹介したこともある地元鄭州にある技術系専門学校・河南職業技術学院にて新卒者の面接会を開催しました。
こちらには、当社(日新精密)向けクラスが既に開設されており、各学年に15名ずつが所属。インターンシップなどで技術教育を行うなど深く交流させてもらっています。
昨年訪れたときには17,000人だった生徒数も、今年は19,000人まで増えており、人口の面でも年々減少する日本の学生数との差を改めて感じました。
こちらの生徒さんは、学生達の技能五輪で毎年機械加工や、金型設計製作など各部門の金・銀・銅メダルを獲得するなど優秀な生徒さんが多く、当社にも毎年メダリスト達が入社してくれているのです。
昨今の新規受注増加に対応するため、今回は日新クラス以外からも追加で新卒者の応募を募りました。
今回の面接希望者は53名。
面接者の中には、日本の会社で“ものづくり”の勉強がしたい!と言われる生徒も。
その理由は、今回の震災での日本人の姿勢を見て、この国なら素晴らしい品質の製品が作れると思ったとのことです。
また、当社の強みは何ですか?今後の展開・展望は?日新精密の経営ビジョンは?・・・と日本の若者からは出てこないような質問も次々と出てきました。
中国の若者も個性様々でしたが、印象としてはしっかりと意見を言える若者が多く、やる気に満ちた眼差しが印象的でした。
この中から、まずは当社で実習してもらう生徒を人選して、来年の本採用へと進めて参ります。
日新精密機械には社員食堂も作りました。
今日はこちらでお昼を頂きます。
食堂を作ることへのこだわりは、美味しくて温かい食事を食べてもらいたいとの考えから始まりました。
出来立ての温かい食事がとれることを、社員さんも喜んでくれています。
仕事に来ることの楽しみの一つになればと思います。
今日のメニューは地元河南省名物の火会面(ホイメン)です。
羊肉の出汁がきいており、こしのある太麺が特徴です。上海万博でも、中国の代表的なファーストフードとして“河南省名物・火会麺”が紹介されました。
みんなが大好きなメニューです。
もちろん麺からうって準備し、一人ずつ茹でてはお膳に出していきます。
スープの旨味があり、出来立ての火会麺は打ちたてアツアツで美味しかったです。
現場のみんなは、おかわりをして食べていました!
今回はお客様の中国新工場の開業式典に参加させて頂きます。
当社中国工場(鄭州日新精密機械)のお客様で、非常にお世話になっている日本のメーカーさんの開業式です。
(左写真は上海駅(鉄道)の待合場所です。ここから高速電車で移動します)
(駅の大きさはまるで空港みたいです)
オープニングセレモニー。
中国では獅子舞いは縁起が良いとされており、祝いの席には欠かせないとのことです(当然地域によって風習も異なりますが)
赤と黄色の4匹の獅子が、会場内を練り歩き、開業式に華をそえます。
続いて懇親会場へ移動です。
日本と中国現地の方々を合わせて約300名の御来賓の方々が集う一大式典です。盛大で素晴らしい開業式でした。
こちらのお客様の中国工場の位置づけは、日本で培ってきたあらゆる技術を投入し、世界トップレベルのモデル工場を目指されるとのこと。
当社もこちらのお客様から大変重要な部品を多く製作させて頂いていることもあり、改めて責任の大きさを痛感しました。
中国から更に世界市場へ。
我々も日々研鑽に励み、常にお客様に必要とされる工場を目指します!
社内の改善活動として行っている“MICKEY”活動の広報誌について。
会社の目的・目標を明確にすることと、社員のみんなと意識を共有することを目指して、社内広報誌として発行しています。
今回が第2号となります。当たり前のことから学習し直す気持ちで取り組んでいます。
まずは、原点から社内環境の再構築に努めています。
3S(整理・整頓・清掃)・3T(定位置・定品・定量)をしっかりと固めようと、各リーダーの意気込みも強く、1歩ずつ前進しているように思います。
マスコットキャラクターの“MICKEY君”も『DO YOUR BEST』と応援しています。
小生がデザインしたのですが、耳のマークはイノテックのロゴ(∞無限)からきています。
社内の改善活動のシンボルキャラクターとして活躍してもらいます。
3S3Tを徹底して、お客様に喜んで頂ける“良い製品”が出来る会社でいられるように、継続して取り組んで参ります!
当社中国工場である鄭州日新精密機械から実習生として来日していた3人娘が、1年間の期間を満了して帰国することとなりました。 専門は李さんが品質管理、高さんは生産管理、劉さんは金型設計(CAD・CAM)で、それぞれのスキルアップにつながる1年になったと思います。 |
何より、彼女達の実習に対する姿勢が素晴らしいものがありました。仕事については、自分達の能力を高めようとする積極的な考えと実行力で、本当に真面目すぎるくらいに日々取り組んでいました。
日本語の勉強も、まわりの人たちとのコミュニケーションや気配りについても申し分ない彼女達でした。
そんな彼女達だけに、みんなからもすごくかわいがられていました。
帰国が迫ると、各部署から送別会の企画が持ち上がり、連日引っ張りだこの日々。
「毎日こんなにして頂いて、体重が増えてしまいます」、とはにかんだ表情で、すごく嬉しそうに話す彼女達の表情が印象的でした。 こうして、日本に実習生として来日し、みんなで同じ時間を共有できることで、改めてみんなとも親交が深くなり、私達にとってもまるで家族のような気持ちになります。(今回は小生にとっては年の離れた妹みたいな感じですかね) |
親元を離れて不安なこともあったかもしれませんが、よく頑張ってくれました。1年間本当にお疲れ様でした。 帰国後は、それぞれ日本で学んだことを活かして、日新精密での更なる活躍をしてくれることでしょう! |
中国河南省鄭州からのレポート。
今回は社長から飛び込んできた現地でのニュースです。
当社の中国工場(鄭州日新精密)のすぐ近く(車で3分ほど)にある金沙湖ゴルフクラブで何やらイベントがあるそうな・・・。
当社も会員になっており、よくお世話になっているコースですが、それは見事なコースで、アメリカのプロツアーも出来るほどでは?と思っていましたら、この度すごいメンバーが集まっているという話。
半信半疑ながらも、早速足を運んでみたそうです。
すると嘘のような話ですが、すぐ目の前に、男子世界ランキング第2位のリー・ウェストウッド、第3位のローリー・マキロイ(右写真)、 第25位のイアン・ポールター達が素振りをしていたそうです。
こんな内陸部のゴルフコースにこのメンバーが集まるのか?と我が目を疑ったそうです。
何でも、これから当社とゴルフ場の間に一大リゾート地が建設されて、5つ星のホテルや高級マンション、別荘、国際ゴルフ学校などが立ち並ぶとのこと。
すぐ横にある鄭州日産さんもすごい勢いで増築中ですし、東開発区のこの辺りがいっぺんに賑やかになりそうです。
この一大イベントは、これらを取りまとめている地元不動産会社が企画して、世界のトッププロを招待。中国でのランキング第1位の梁文沖をまじえて一つのショーとして開催したようです。
ゴルフ場に隣接する別荘第1号は、ウェストウッドに贈呈されたそうで、ここの別荘地の売り文句は「あなたも、ウエストウッドの隣人になりませんか?」とのこと。
なんでもスケールが大きいものだと驚かされます。
すぐ間近でショットをみながら、ぐるりとコースを一周。
社長曰く、ウェストウッドとマキロイのショットからヒントを得た!とのこと。
近日その実態が明らかになるでしょう!
昨年に続き、地元岡山・玉柏/牟佐地区が誇る名産『黄ニラ』のPRイベントが開催されます。
“黄ニラ”とは、通常のニラに光を当てずに生育させたもので、岡山県が最大の産地です。
当社の工場がある玉柏・牟佐地区で特に生産されており、辺りには黄ニラの栽培農家がたくさんあります。
地元メディアでは「黄ニラ大使」(写真右側)が看板キャラクターとして時々登場されますが、あらゆる場面で話題づくりに頑張られています。
青ニラに比べて柔らかく、甘い香りと独特の風味があり高級食材として流通しています。
そんな『黄ニラ』をより多くの方々に知って頂こうというイベントがございます。
◇場所:岡山市玉柏 出荷場(当社のすぐ前)にて
◇岡山ブランド『第2回・黄ニラふれあい祭り』
昨年のイベントから出展も倍増。
おなじみ桃太郎寿しさんの(黄ニラばら寿司・にぎり)はもちろん、パルパスタさんの、世界ピザ大会(?)で第四位に輝いた(黄ニラピザ)も登場します。
また、黄ニララーメン、黄ニラやきそば、黄ニラパン、黄ニラしょうゆなど等盛りだくさんです!
(カバヤさんのカバ車も応援で駆けつけます!)
まさに地元の食材ということで、小生としても応援したいと思い紹介させて頂きました。
是非、皆様足をお運びください。
当社には常に中国工場(鄭州日新精密機械有限公司)から実習生が来ており、技術の習得に励んでいます。
彼らは非常に優秀で、日本語についても中国にいる時から勉強して来ているので、かなりの語学力があります。
逆に、日本側の社員は中国語は話せません(難しいですよね・・・)。
そこで、社員同士のコミュニケーションも含め、社内研修を企画し、中国語を彼らから教わる機会を持つと同時に、逆に日本語も教えるという事を進めています。
(中国語講座のお知らせを紹介する、(左から)劉さん高さん張さん【左写真】)
上記は“日本語講座”の様子です。
いざ正しい日本語を教えようとすると、これもまた難しかったりするのです。
仕事以外の部分でも、皆で楽しみながら“学ぶ”という交流もまたいいものです。
米国、ユーロ圏と続き不況の連鎖が起こる中、頼みの綱だった中国経済自体も金融引き締めに端を発して経済成長率が低迷しつつあります。当然ながら潜在的な需要は大きいものの、一度ブレーキを踏んだ余波は必ず影響として出てくると思われます。
世界経済全体がこれからの動向を固唾を呑んで見守る中。日本のものづくりも大きな転換期を迎えています。
円高の影響も大きく、ますます国内空洞化の波はとどまるところを知りません。当社は23年前から中国進出を果たし、中国内陸部である河南省鄭州を拠点に、社内社外に強力なローカルネットワークを持ちながら現地での勝ち組連合を確立しています。
新規立上げのお話も、中国での立上げを含めた総合的な部分で当社の“強み”である設計から金型、各種素材、機械加工、アッセンブリーなどを必要として頂けるようにもなり、それと同時に日本国内での生産強化も必要となりました。
昨年末からもヤマザキマザック製/横型マシニングセンターNEXUS4000=2台(玉柏工場)、今年1月にはカネミツ事業部にNC旋盤(滝澤製作所製/TAC360X700)=1台、3月にはヤマザキマザック製/横型マシニングセンターNEXUS6000=2台(玉柏工場)を導入して来ました。
今回はNC複合旋盤の更なる生産能力増強のため、森精機製作所製/NL2000SMC・500(8インチX2軸)=1台をカネミツ事業部に導入しました。
国内の生産体制も強化しつつ、グループ全体でのレベルを高め続けて参ります。
作業場の片隅に何やら建設される様子。
簡易的に、机と椅子しかなかった控え室をリニューアル。作業場内にきちんとした事務室を自分たちで作ろうと、大工部を設立。
忙しい合間をぬって作業にあたってくれました。
早々に骨組みが出来てきました。
「何事もしっかりとした前段取りが重要です。自分たちで用意した図面に合わせて、木材の裁断手配などに抜かりはありません。」 (里中さん談)
あまりのスムーズさに上機嫌の大工組のお二人です。
「相方とのコンビネーションはばっちりです。面白いほどに仕事もはかどります」とは中村さん
そして、見事完成したのが次の写真です。
工数にしてわずか1日強程度。材料もホームセンターでの購入につき、超低予算での完成となりました。素人とは思えない出来栄えに、思わず拍手喝さいです。
大工部のお二人、お疲れ様でした。
維新派さんの公演『風景画』に一般公募で参加させて頂き、無事3日間の公演を終えることが出来ました。
ひと言では語ることの出来ない程の、本当に多くの感動を味わうことが出来ました。
維新派の主宰で、脚本全てをまとめる演出家・松本雄吉さん。独創的な世界観は、観る人の心を捉えて離しません。偉大な人であるのに、それを全くと言っていいほど感じさせないことの偉大さ・・・。絶対的な維新派のリーダーです。
それを支える演出助手、製作、音響、メイクなど様々なスタッフの方々。維新派の舞台を作る上で、この人たちの支えなくしては語れません。劇団の方々からも、絶対的な信頼をおかれた本物のプロ集団です。
それから、維新派を背負って立つ尊敬してやまない、素晴らしい劇団員の皆様。すさまじい量の練習をこなし、想像を絶する程の連携力と連帯感。本当の舞台人とは彼らの事をいうのだと思い知らされました。
そして、縁あって集まった公募生達。犬島ではIWS(維新派ワークショップ生)と呼ばれていました。
それぞれ個性があって、みんなが輝いてて・・・。年齢も職業もバラバラで、今までやってきた経歴も様々。本当に短い間の集中練習であったにも関わらず、あっという間に一つのチームになることが出来ました。みんながみんなを支えあえる、そんな仲間達と出会えたことの喜び。
犬島の歴史と文化と自然の“風景”の中、そんな素晴らしい方々と、紡いでいく干潟での舞台。
太陽の日差しもまぶしく、澄み切った青空の下、さざなみの音に聞き入りながら、維新派の世界に酔いしれさせてもらいました・・・。
まさに五感を使って体感してもらう、維新派発『風景画』の舞台。
最後になりましたが、こうして参加させて頂けたことに、御理解と御協力を賜りましたこと、関係者の皆々様に厚く、厚く御礼申し上げます。感謝の気持ちで一杯です。
有難うございました。
今当社では、現場内の改善活動にも力を入れています。
きっかけはヤンマー㈱特機エンジン事業本部様が推進されている改善活動“YWKS”。
言葉の意味は次の通りです。
Y: yanmar W:way by K: kaizen(改善) S:with supplier
ヤンマー㈱特機エンジン事業本部様がサプライヤーを巻き込んで、共に“改善”を推進しましょう!という考えの下に取り組まれています。
ものづくりをする上で、非常に勉強になることが多く、気付きと反省の連続です。
早速玉柏工場でも会社方針を固め、現場内での小集団活動に取り組んでいます。
そこで、イノテックとしてのあるべき姿を目指すべく、社内でも活動名を決め社員みんなで意識を高めよう!ということで立ち上げたプロジェクト名は“MICKEY”
夢の国から訴えられそうな名前ですが、この語源については次の通りです。
M:みんなで I:イノテックを C:こんかぎり KEY:変えよう
社員からの公募の結果、当社顧問が提案してくれた名前に決まりました。
(測定具の姿置きを改善している場面です)
まだまだやるべき課題が山のようにありますが、一歩ずつ確実に改善して行きたいと思います。当社へお立ち寄り頂いた際には、是非とも皆様の厳しい目でどしどし御指摘頂きたく存じます。
目標に向かってやり遂げるべき活動、それが“MICKEY”
みんなで力を合わせて頑張ります!
鄭州日新精密機械で総経理を務める鄭さんが来日。
お客様や仕入先様の各工場を回り、新規立上げ製品の打ち合わせを行う。
日本に来ている実習生ともミーティングを行い、普段一生懸命に努力している実習成果などを報告。鄭さんから叱咤激励の言葉でメンバー全員に気合いが入る。
鄭総経理も自慢の腕を披露。小生も一緒に頂いたが、これが本格的で実に美味いのである。
中国では男性も料理が出来なければならないそうで、家事も平等に分担。
男性に求められる条件には、やさしくて、面白くて、お金持ちで、料理が出来ることだとか・・・。中国の男性は大変である(日本も同じかな?)
日本でも今でこそ、“ライフワークバランス”について注目されているが、男女平等を言われて久しい中国だけに、家事を平等に行う面においては、既に確立しているようである。
鄭さんを中心に、これからの日新を担うリーダー候補生たちとの夜。仕事中はびしっと厳しくも、就業後にはこんなにも和気藹々と大声で笑い合える仲間達。素晴らしいことだと思う。
(鄭総経理を囲んでの夕食会。皆の頼れるリーダー・鄭兵さんです)
福武教育文化振興財団による25周年記念事業「犬島 海の劇場」。
劇団維新派による『風景画』、一般市民公募のオーディション2次審査の結果が出る。
これにて最終結果となり、出演者が決まる。
9月の土曜・日曜全てを使って集中稽古に入る。
本番は9月23日(金)・24日(土)・25日(日)の3日間(1回/1日の計3回公演)。
犬島の中の谷入江を舞台に繰り広げられる。
詳細は改めて御紹介させて頂くとして、まずはこの場を借りて最終結果のご報告をさせて頂きます。
決まったからには、精一杯努めてまいります。
仕事の合間を縫ってにはなりますが、忙しいのを言い訳にせず、舞台に関しても完全燃焼できるように頑張ります!
会場に足をお運び頂ければ幸いです。
当社の工場見学を終え、地元ローカル企業の見学に移る。
以前のブログでも紹介しましたダイヤモンド工具のメーカー(関連ブログ⇒鄭州のスーパーファクトリー①)から始まり、銑鉄鋳物工場・機械加工工場などを続けて視察。
日本でも見られないような最新設備が完備された工場に舌を巻き、また別の工場では今後の増築・増産計画などの規模に驚かされる。
中国政府が中国国内の勝ち組企業に対して、補助や優遇制度融資や減税減免処置など、これでもかというほどの資金的バックアップが成されていることを目の当たりにする。
今の日本では、金融機関が脇も拳も握りしめてしまっているのだから、企業が成長するスピードの差が出て当然である。
無事視察を終え、参加された皆様から今回の視察が刺激的で、非常に有意義なものであったというお言葉を頂戴し、企画して良かったと実感する。
今回のことを期に、皆様とも中国における事業での連携連帯が出来ればと思う。
次は新たな強者連合の結成である!
今までも多くの方々を中国内陸部の地方都市の活況振りについてご案内して来ましたが、「是非とも一緒に連れて行って欲しい」との御要望が多く寄せられたため、それでは団体ツアーを組もうという話になりました。
この度視察に参加されたのは、製造業(機械加工や表面処理など)や、電気設備工事、建設資材関連、鋼材商社など様々な業種の方々で、県内外から合計7名。
異業種交流の勉強会や、金融関係の会合で御一緒させて頂いている方々でもあり、都度当社の中国展開の状況や、中国ローカル企業の勝ち組がいかにすごいのかを説明していたので、特に今回は当社工場と、内陸部である鄭州視察を!という話になりました。
参加メンバーの方々が、今後中国への進出を含め、どのように展開すべきかを判断する上でご参考になればというのが視察の大きな目的です。
まずは当社鄭州日新精密機械有限公司にて工場見学会及び、現地社員との交流です。今回お伝えしたかった大きなことの一つがこの部分で、“中国国内でいかに現地の優秀な人材を確保し、共存共栄出来るか!”ということ。
一般的な旧態依然とした捉え方では、中国に安い賃金だけでの労働力を求めたり、日本の技術力の方が優れているという幻想を抱いたり、日本人と中国人との間に壁を設けたりというものがありましたが、当社としてはそれらは全くの論外で、そういった考え方や文化は一切ありません。
中国進出した23年前からずっと貫いてきた当たり前のポリシーでもあります。
「お互いが出会って良かったにしよう」と、これを一番大切にして来ました。
だから現地社員の皆さんとも、お取り引き先の方々とも、信頼関係が継続出来ているのだと思います。
点前味噌ながら、中国現地での重要なポイントをまずは見て頂けたのではないかと思います。