尖閣諸島問題で大きく揺れる日中関係の最中ですが、河南省鄭州に行ってきました(右写真は日新精密機械)。
河南省は内陸にあたり、今回は沿岸都市部のような大きな混乱は特に見られませんでした。
(2年前デモがおきた時には岡山放送〔OHKスーパーニュース〕から取材を受けたこともあります→関連ブログ鄭州でのデモの余波 )
社員の間にも特に動揺は無く、冷静に今回のことを見ているようです。
それにしても今回強く感じたのは現地での報道の凄まじさです。
朝から晩まで、あらゆるチャンネルで尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題について報道されています。
これは日本で見るニュースとは比べ物にならないほど強烈に行われていました。
旧日本軍の映像なんかをバンバン流したりして、いかに日本が悪い国かという流し方です。これは現在の日本を知らない人たちには相当悪い印象を与えます。
もちろんそれが狙いなのですが、つらいことです。
鄭州日新精密機械にも現地の公安(こうあん)から「18日には営業を控えるように」との連絡がありましたが(お隣が東風日産さんということもあって)、おかげ様で何も問題はありませんでした。
我々は24年の実績により、現地に根差した会社であり取引先企業との絆もしっかりとしているため、営業に支障はありませんが、長引くと日中両国においても経済的な打撃は大きいため一日も早く収束を迎える事を祈るばかりです。
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