2012年9月11日火曜日

山小屋より

富士登山 018胸突江戸屋:本八合目にあるその山小屋は最大250名が寝泊りできるとのこと。

但し、右の写真を見て頂くように布団1枚分に二人が寝袋にもぐりこんで詰めてからのこと。

寝床も2段、3段と折り重なっており、まるで蚕棚のようです。



山小屋到着後に注意しなければいけないのが、すぐに眠ってしまうこと。

富士登山 024これは何がいけないかというと、眠ることで呼吸が細くなり、結果さらに酸素を吸収できなくなるため、これで高山病にかかってしまうのだとか!?

私はすでになってしまっているので、痛み止めを飲んで体が慣れるのをひたすら待ちます。(右の写真は一隊を率いてくれたガイドさんと)
ガイドさんの体験談など楽しく聞かせて頂きました。


富士登山 025さて、21:00に消灯となり、A.M 1:30に起床。

地上ではまだ30℃を越える夏日でも、標高3,000m以上のここでは気温は約4℃。頂上付近は1~2℃といったところ。

右写真のように真冬なみの防寒着を着込んで準備します。

 

 富士登山 027 富士登山 030

 

 

 

 



当然ながら真っ暗闇の中、隊列を組んで登ります。

右上の写真は別のルートを登られる人たち。
写真では伝わりにくいですが、ヘッドライトが無数に光りつつ、空を見上げれば満点の星空・・・。流れ星もちらちらと見られます。

地上の光に一切影響されない場所だけに、輝き方がより幻想的に映りました。

ご来光に間に合うよう頂上を目指します!

もう少しお付き合いください。
いよいよご来光編に続きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿