2010年10月18日月曜日

鄭州でのデモの余波

スーパーニュース取材尖閣諸島問題に端を発した日中政府関係の歪みが反日デモを呼び、連日大きく報道される昨今。

当社中国工場が既に進出している河南省鄭州でも、ついに反日デモがおこったと報道され、休み明けの18日には朝から各方面への説明に追われた。

まずは岡山県の関係機関から現地社員の安否の確認に始まり、プレス各社からも次々と電話取材及びテレビ取材の申し入れがあり、それらの対応に追われた。出演画面

実際に、16日には当社役員が現地入りしていたが、特に何かトラブルを目にしたことはなく、むしろ17日帰国後に、日本の報道で初めて知ったというのが現実であった。

18日朝の時点では、現地スタッフが調べても、政府からの規制なのか、報道さえされていなかった・・・。

(OHK「スーパーニュース」でも放送された)

その後の調査で、実際にはごくごく一部の学生達の間で行われたということだが、当社への被害は無かった。

当社は長年掛けて社内・社外に広く、きちんとしたネットワークを持っていたため大丈夫だったが、逆にそれらがなければ難しい面もあったかもしれない・・・。

10月13日の内装来月17日の開工式まで、ちょうど一ヶ月を切ったところである。新工場の現場は変わらず着々と準備を進めている。

お取引先・金融機関の方々からも心配のお声をたくさん頂戴した。ご心配頂いた皆様に感謝しつつ、 新工場完成に向けて、準備を進めていくのみである。

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