2010年9月15日水曜日

経済産業省に申請 (後編)

パソコンに向かう

4年前の申請時と比較しても、日本から機械の輸出が増加しており、承認が下りるまでには1ヶ月はかかるとの事。

そうなると申請資料の追加資料作成及び訂正をするにしても、今回は岡山に帰って出直す時間的余裕はない。

新工場の完成予定は10月末である。何としてもここで通してもらわねばならない。

「受理して貰えるまでは絶対に岡山には帰らない!」と決め、そのまま東京に居残って作業をすることにした。

居残るのはいいが、しかしながら一体どこでどうしたものか?と悩んだ結果、昨年1年間セミナーでお世話になった「志縁塾(しえんじゅく)」の島田社長や大谷先生やスタッフの方々に相談。

二つ返事で快く受け入れて頂き、事務所の一角を貸して貰い作業をさせて頂いた。
「自分の家のように使ってくれていいですよ!」と本当に暖かく迎えて頂いた。

一人黙々とパソコンと向き合う事数時間、作業は深夜にまで及ぶ。

膨大な量の資料を作成し、翌日も午前の部で面談して貰い審査。担当審査官の方も「よく岡崎さん一晩でこれを作られましたね?寝てないのでは?」と声をかけてくれた。とにかくこちらは必死である。

やはり3つの案件については完全な資料になるまでは時間がかかる。4年前と比較しても、相当に審査は厳しくなっている。日本の工作機械は精度が良い為、軍事産業などに転用される事を防ぐ為である。

再々度の追加訂正が必要となり、午後の部にも出直して面談。二日目が終了したところで、あと少しで受理して貰える所まできた。

そしてまた志縁塾に引き返し、連日連夜とお世話になる。

三日目にして、やっとの事で2件の輸出許可申請と、3台の機械再移転についての申請を受理をして貰い、晴れて岡山へと帰ることが出来た。

志縁塾 看板お世話になった「志縁塾」の方々の暖かいご支援のおかげで完成に至れた。

改めて感謝である。 (志縁塾のホームページはこちら)

そして、何としてもやり切る覚悟で臨む事は重要な事だと改めて実感した今回の出張でもあった。 

全ては新工場建設、そしてこれからのグループ発展のために!である。

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