2010年1月4日月曜日

2010年の幕開け!


新年あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、有難うございました。
本年も宜しくお願い申し上げます。

さて、2010年の幕開けです。
昨年は世界的な大不況のもと、非常に厳しい1年でした。
政治的には衆院選で民主党の圧勝による政権交代があり、日本の新たなスタートとなりましたが、厳しい経済、雇用への対策など問題は山積みです。
景気の実感に近い名目成長率はマイナスが続き、失業率は過去最悪の5.7%に上昇。消費者物価指数も総合的にはマイナスとなり、11月には政府からデフレ宣言もありました。
今年は更に日本を取巻く環境は厳しくなるものと思われ、新年を迎えるに当たって今年やるべきことについて考えさせられました。
日本国内の市場はまだまだ冷え込みが続くと思われますが、世界的には新興国をはじめとする国々が牽引して成長率は上がる見込みです。
当社も国内でのやるべき事・良質なものづくりの為の更なる改善は確実にこなしつつも今年は中国での新工場も建設します。
中国経済の高成長は続いており、国内総生産は世界2位の日本に迫り、自動車の新車販売台数は1300万台を超える見通しで、米国を抜いて世界最大の市場に躍り出ました。これだけにとどまらす、中国国内の内需は農村部のインフラ整備、鉄道、環境などなど多くの景気を動かす材料が多々あります。
日本も政府が新成長戦略を打ち出しましたが、2020年度までに平均で名目成長率は3%、実質経済成長率2%を上回る、向こう4年間で失業率を3%台に改善、新たに環境分野・健康分野で新規市場及び新規雇用を創出・・・とあります。まだまだ時間のかかる話であり、中小零細企業にとっての影響は近未来のような気さえしてきます。
どのような状況下でも、自分達のやるべきことにはまっすぐに取り組んでいく。
とにかく『前へ進む』、このことは常に意識して取り組んでいこうと思います。
2010年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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