2010年3月16日火曜日

ベトナムレポートの続き

・・・経済事情視察は続く。 会計事務所からみた市内風景

野村證券さんによる経済セミナー、IT関連企業及び会計事務所の訪問や講演会と続き、経済視察は一通り終わる。
IT関連に関しての市場についても、ものすごい勢いでパソコンが各家庭に普及しており、国を挙げて優秀なSEを育成しているとの事。そうなると、これらを取巻く環境整備が課題となるが、ちょうど先日の日経新聞でNTT東日本がベトナム北部の「ハイフォン工業団地」に光ファイバーを敷設すると紹介されていた。たちまちは、現地に進出している日系企業向けにインターネットや高速回線を提供するとの事だが、現地通信会社と連携し、将来一般向けのインフラ参入の布石にする模様。
ベトナムは人口の25%にあたる2,200万人がインターネットを利用しているとの事。
これからものすごい勢いで伸びてくるのだろう。

急激な工業化に伴うのか、近隣諸国からの影響なのか分からないが、空はスモッグで覆われているイメージだ。こちらに長く来られている方が「ベトナムに来てから、一つも星を見られた事が無い・・・」と言われていたが、なるほど確かにその通りであった。
水と空気と自然など、環境に配慮した街づくりなどはまだまだ先の事になりそうだ。

国民の平均年齢が30歳未満。
勤勉な若者が多く、労働賃金はまだ中国の約三分の一程度。
世界の工場である中国とも陸続きにあり、タイやインドネシアなどアジアでの連携にからみ大きく変貌を遂げようとしているベトナム。
世界で活躍する国の一つになる日もそう遠くは無いのかもしれない。

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